命を繋いでいく

ふと、外を眺めると春が来てますね。

 

桜も満開のタイミングを終え、青葉をつけ始めています。

 

今年は自粛ムードでお花見できませんでしたし、

 

桜の開花タイミングで寒波がやってきたりで

 

何となく春を感じそびれた人が多いのではないでしょうか?

 

 

 

幸いな事に、桜は毎年咲いてくれます。

 

来年は皆んなで桜を楽しみたいですね。

 

そしてオリンピックに向けて熱気に溢れる年になるといいなぁ

 

と感じている今日この頃です。

 

 

 

 

 

そんな中、私が勤める会社も4月からリモート勤務が義務化され、

 

毎日家にいます。

 

奥さんはリモートできる仕事ではないんで出勤していて息子は保育園。

 

朝は僕が保育園に送って、夕方奥さんが迎えに行って帰ってくる。

 

そんな生活リズムになり、毎日息子のお風呂担当になっております。

 

こんなに家族と一緒にいれる時間ができることは考えたことなかったですが、

 

こんな時だからこそポジティブに受け止めるべきかなと思い

 

毎日いいパパになれるよう努力しています。

 

 

 

お風呂上がりに息子の体を吹いている奥さんに息子が

 

「赤ちゃんはバァバァが持ってくるんだよー」

 

と意味不明なことを言っていたんです。

 

 

 

僕と奥さんで

 

「どういうこと?」

 

と聞いてみると、

 

「赤ちゃんはバァバァが持ってくるんだよー」

 

と同じこと言ってました。

 

とても可愛くて僕らも微笑ましく

 

「そっかー、赤ちゃん来てくれるといいねー」

 

なんてたわいもない会話をしてました。

 

 

 

3歳なので突拍子もないことを言ってるだけなんだとは思いますが、

 

改めて考えてみた時に、

 

確かに息子は僕と奥さんの結晶です。

 

僕らの何ものにも変えられない宝物です。

 

 

 

逆に考えてみると、僕らも自分たちの両親の結晶です。

 

両親も僕らの祖父母の結晶です。

 

祖父母たちもその両親、

 

すなわちひいお爺ちゃんとひいお婆ちゃん達の結晶です。

 

 

 

そう考えていくと

 

数十年前、数百年前、疫病や飢饉、戦争など

 

多分、今の僕らよりもずっと生き辛い時代を一生懸命生きて

 

繋いでくれてるんですよね。

 

 

 

とはいえ親に苦しめられている人もいると思います。

 

僕の周りにもいわゆる毒親はいます。

 

若干僕の母もその気がありました(苦笑)

 

でもそんな風に思うだけで

 

少しかもしれませんが自分の人生を大事に思えたりしないでしょうか?

 

 

 

僕は自分が何者にも変えがたい尊い貴重な存在なんだと思たんですよね。

 

そしてもうあの世に行った爺ちゃんや婆ちゃんが

 

今も頑張れって言ってくれている気がしてきました。

 

それだけで強く生きていけると思います。

 

 

 

その先祖代々繋いできてもらった命を

 

大切な子供たちにまた託していきたい。

 

 

 

そしてこれが『先祖崇拝』という日本の文化でもあると思います。

 

この文化も受け継いでいきたいと考えています。

 

 

 

きっと日本は昔からずっといい国なんです。

 

 

 

桜はずっと毎年変わらずに咲いてくれます。

 

桜を見て全国民が笑顔になるように

 

素敵な日本ならではの考え方も変わらず繋いでいきたいと思います。

 

 

 

息子のたわいもない一言から

 

僕の完全な自己完結的な考えですけど

 

暖かい気持ちになれました。

 

 

 

改めて家族といれる時間を大切にしたいですね。